踊らされた国

4/16はレコードストアデイとかなんとか。レコードより昨今カセットテープに着目してるのだけど、それにちなんで発売されるおとぎ話の7インチ、セレナーデはジャケットから最高なのが一目瞭然なのでチェケラしている。




ふと思い立ち、20歳くらいの時に傾倒していた音楽を聴き返した。今夜。その中でも当時CDがすりきれるほどに聴いて聴いて聴き倒した一枚は恐らくに踊ってばかりの国の「おやすみなさい、歌唄い」で間違いないと思う。どのアルバムも最高なんだけど(最近iTunesで購入した去年発売のアルバム「songs」も歌心あふれた佳作。)しかし自主制作のこの1stの衝撃たるやもう。最高すぎる。先ず、言わずもがなVo.下津の天性の歌声だろう。奇をてらってんだかなんだか。(気だるくめんどくさそうなあの声の出し方もグッド!)そして甘美でサイケ、微熱のようなヘロヘロローファイサウンドも、なお気だるい。私のその後の音の趣にかなり影響及ぼすわけだけど、それはゆらゆら帝国に然りなんだけど。いや、このムードを同じ年でやってのけられたら、バンドなんてやめてしまうわ、そんなもん。まだこの頃はサブカル要素強めのこじらせた感あるのも可愛らしいな、今思うと。なんか久しぶりに聴いたらエモい。エモすぎる。書きたいこと山ほどあるのに書ききれないまとめらんない。んー。震災から5年。カセットテープの可愛いプレーヤーがほしい。